5.182021
鋳物ってなに?シオノ鋳工とは?
みなさまこんにちは!シオノ鋳工 広報担当のいしはらです。
今日はシオノ鋳工ってどんなことしてるの?
鋳物ってなに?というところを紐解いてみたいと思います。
鋳物ってなに?
まずシオノ鋳工が扱う「鋳物」について掘り下げてみようと思います。
シオノ鋳工の主な事業内容である「鋳造」の作業でできた金属製品が「鋳物(いもの)」になります。
簡単に言うと型に溶けた金属を流し込み、冷やして固めた金属製品です。
実は毎日の生活の中で知らないうちに鋳物を見たり・使ったりしているんです!
お寺のこんな大きな鐘や
旅行先や田舎町でたまに見かけるレトロな郵便ポスト
カフェやソロキャンプで登場するスキレットなど。
鋳物は熱が伝わりやすく冷めにくい、という魅力が。お料理にはもってこいですね。
どのように作る?
主にシオノ鋳工では機械の金属部品となる鋳物の製造を行っています。
簡単に流れをまとめるとこんな感じ。
鋳物製造の作業工程はコチラ。
造型
上と下の型をドッキングさせる作業は二人で息を合わせて。
溶解
鉄を溶かします。
製品によって適切な成分比率と溶解温度があり、計測・記録しながら溶かしていきます。
鋳込み
溶かした金属を型に流し込みます。
温度管理については、クレーンの操作テクニックとスピード感、チームワークが重要になります。鉄は常温で固体になりますので、温度が下がってしまう前に複数並んだ鋳型に手際よく溶湯を流し込んでいきます。
クレーン操作者は注ぎ口の位置を適切な位置に移動させ、 ハンドル操作者は傾きを変えて鉄の流れる量を絶妙な量に調整します。まさに職人の技!
削り仕上げ
固まったら型から取り出して余分な部分を削り、形を綺麗に整えます。
製品の検査・点検
細部に渡るまで品質の良いものを納品できるように仕上げます。
鉄の製品がクレームになる原因の一つに「錆びる」というポイントがあります。このため塗装の塗り残しがあってはいけません。そういった不良品を出さないよう、丁寧に、かつスピーディに塗装することが大切になります。
詳しくはこちらの動画もチェックしてみてくださいね。
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