1.182022
「ソーシャル企業認証制度S認証」の認定取得
本日1月18日(火)
一般社団法人 ソーシャル企業認証機構の京都北都信用金庫の理事長が来社され、「ソーシャル企業認証制度S認証」の表彰並びに認定式を行いました。
- ソーシャル企業認証制度(S認証)とは・・・
ESG経営や社会課題の解決を目指す企業に対し、経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行う制度。
※「ESG」とは、企業が長期的な成長を遂げるために、3つの要素を重視する考え方のこと。
3つの要素とは「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」の意味。
- 一般社団法人 ソーシャル企業認証機構とは・・・
京都信用金庫(本店 京都府京都市)
京都北都信用金庫(本店 京都府宮津市)
湖東信用金庫(本店 滋賀県東近江市)
龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターの間で締結された協定のもと、
社会課題の解決やESG経営を目指す企業に対し経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行うために設立された機構。
☆今回、どういった経緯で当社がS認証の認定を受けたのか
S認証を受けるには、以下の3点に取り組んでいることが重要であります。
「経営方針」「世のため人のために取り組むこと」「地域社会や地域の人々に与える影響」
企業理念や企業活動、企業活動の成果、社会的に影響を与えた内容等に基づいて評価が行われます。
シオノ鋳工は、
豊かな自然に恵まれ、それでいて適度な利便性も備え、大変住みよい魅力ある街、与謝野町に所在しております。
しかしながら、近年、人口は減少の一途をたどり、このままではこの町は衰退してしまう。何とか人口減少に歯止めを掛け、
過疎化を阻止するために、企業ができることはないのか?と考えました。
そして、この課題解決が実現できたなら、この地域が良くなるだけはなく、全国の同じ課題を抱える地域に対してもモデルケースとなり、
効果が波及すると考え、S認証の申請を行いました。
まず、地域を活性化する取組や、それに繋がるような大きな事業を実施するには、社員のやりがいや心身の健康面が非常に重要であると考えました。
当社では社員に毎日手作り昼食を提供する取組を続けています。
健康面を配慮し、食材は毎食20品目以上を使用し、無農薬野菜や食品添加物の少ないものにこだわっています。
毎日一緒に”同じ釜の飯”を食べることで会社内の円滑なコミュニケーションの醸成にも繋がっています。
また、人間ドックの無償受診制度も実施しており、これらの取組により2016年9月には「きょうと健康づくり実践企業」として、京都府知事の認定を受けました。
さらに、自身の成長や、会社や地域を今後どのように良くしていきたいかというテーマで、社員によるプレゼンを実施しており、その評価による昇給制度も備えております。
このような取組を基盤として来年には、町の中心部に新工場を建設、オープンファクトリーとして、体験工房や社員食堂を利用したカフェを併設し、
町内外から広く集客できる施設を建設予定をしています。町のランドマークとなることで、町の魅力発信の一翼を担い、
地域の他の企業ともコラボレーションし、地域企業の魅力を発信する拠点として活動していきます。
このように、シオノ鋳工は「世のため人のため」の取り組みを進めており、そこを高く評価していただき、今回、S認証の認定を受けることができたのです!!
これからも「世のため人のため」の取り組みを一層邁進して参る決意です。