12月16日、伊根町立伊根小学校と本庄小学校の5年生17人を対象に、伊根小学校で「TANGO子ども未来プロジェクト」の出前講座を実施しました✨

今回の講座は、丹後で生まれ育つ子どもたちがふるさと丹後に愛着を持ち、健康で人間性豊かで社会に貢献できる人材へと成長することを目指した取り組みの一環です。
地域のものづくり産業を紹介することで、子どもたちに新たな視点を提供しました📝

シオノ鋳工は、「鋳物ってなに？聞いて学んで、体験しよう！」というテーマの講座を担当しました。
スライドを使って鋳物の歴史や仕組みについて学んだ後、実際に鋳物キーホルダー作りを体験してもらいました！

まず、生け花などで用いられる「オアシス」に文字型を押し付け型を作ります。
参加したみんなにやってもらいましたが、初めての「オアシス」の感触に大はしゃぎの様子でした✨

熱した金属の流し込み（鋳込み・いこみ）はヤケドの恐れがあるので社長が代わりに行いました。
金属が溶ける様子をとても興味深々な様子で見つめておられました♪


冷えて固まるまでに時間がかかるので、シオノ鋳工の歴史や取り組みについてお話しさせていただきました。

質問タイムも設けました📝

型に流し込んだ金属が冷えたので、ノコギリで不要な部分を削ってもらい、キーホルダー用の金具を取り付けて完成です！！
出来たキールダーをカメラにも見せてくれました📸✨

「作るのが楽しかった！」「自分で作ったキーホルダー、大切にする！」と嬉しい感想もたくさんいただきました😊
最後は大きな声で挨拶をして終了です！

今回の出前講座を通じて鋳物や鋳造について少しは身近に感じてもらうことが出来たのではないかと思います。
子どもたちがものづくりの魅力を感じるとともに、ふるさと丹後の産業や文化に関心を持つきっかけになれば嬉しいです。